大分建設新聞

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児童ら橋銘板取り付け 三光本耶馬渓道路無料

行事・講習会・表彰県北地区
2023年09月11日
 大分河川国道事務所は6日、今年度開通予定の中津日田道路「三光本耶馬渓道路」の田口IC―青の洞門・羅漢寺IC間にある下屋形橋と跡田川橋で、地元の小中学生に揮毫してもらった橋銘板の取り付け式を、午前と午後に分けて開いた。同事務所、大分県、中津市の職員、工事関係者などが参加。
 午前は樋田小学校の5・6年生が参加し、下屋形橋に橋銘板を取り付けた。事務所の河崎拓実所長が事業を説明し、「この区間は、来年の3月までに完成できるよう工事を進めている。きょうは橋を歩いてもらう。完成したら歩くことができないので貴重な機会となる」などとあいさつ。
 事務所担当者が、中津日田道路、三光本耶馬渓道路の概要を紹介し、道路が整備されることで、▽災害に強い▽観光に便利▽経済の活性化―の三つの効果があるとして「大きくなって道路を通る時、みんなで集まった時などに橋銘板のことを思い出してほしい」と呼び掛けた。
 そして、橋銘板に揮毫した樋田小の岩永心海さん(5年)、上野顕曜君(同)、小池智樹君(6年)、森脇琥太郎君(同、代理者参加)の4人が、橋銘板の裏に自身の名前などを書き、下屋形橋を歩きながら工事関係者と一緒に取り付けた。
 また、事務所は4日、この区間内に整備された構造物の名称が決定したと発表。田口IC側から▽金色(かないろ)跨道橋(L=28・8㍍)▽金色本線橋(L=13㍍)▽金色側道1号橋(L=12・9㍍)▽金色側道2号橋(L=12・9㍍)▽八面山トンネル(L=1834㍍)▽下屋形橋(L=206㍍)▽青の洞門トンネル(L=1335㍍)▽跡田川橋(L=60㍍)▽跡田本線橋(L=14・5㍍)▽跡田南ランプ橋(L=27㍍)▽跡田北ランプ橋(L=15㍍)―となっている。
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