県建設業協会杵築日出支部（上野公則支部長）の杵築地区会員は８月29日、地域貢献活動の一環で、国東地区広域営農団地農道「オレンジロード」の約２・６㌔で、草刈りや清掃などの奉仕活動を行った。地区会員の21社28人が参加した。
　出発式で、杵築地区長の麻植博文同支部副支部長が作業箇所、注意事項などを説明し「熱中症、交通事故に十分注意して作業を」と呼び掛けた。現地では、草刈り機で刈った草をパッカー車で集める、道路標識に絡まったツタを取り除くなどして、約３時間汗を流した。
　また、今年は別府土木事務所からの依頼で、杵築市大字鴨川の高山川沿いにある今年６月の雨で崩れた法面箇所の草刈りも行った。杵築地区の大神康司災害委員長は「今後のり面の修復工事の発注があった際、測量しやすくするためにも欠かせない作業。協力できてよかった」と述べた。
　同支部では年に数回、杵築、日出、山香・大田の各地区で地域貢献活動や、小規模集落応援隊を派遣するなどしている。
　参加業者は次の通り。
▽㈱アペックス工業、㈱一広建設工業、上杉建設工業㈱、江藤工業㈲、大神建設㈲、川田建設㈱、カンピ建設㈲、㈱杵築建設、㈱木元電設、九州開発㈱、㈲河野組、㈲古宮工務店、㈱城山建設、㈱高原建設、㈲つるみ工業、㈱東邦建設、㈲富来造園土木、㈱中野組、㈲藤本商会、㈱山功、㈲山本組。