大建協玖珠支部（井原昭文支部長）は、８月28・29日の２日間、ロードローラー運転技術の特別教育を玖珠郡建設会館で学科、玖珠川河川敷で実技講習を行った。支部会員14人が参加。
　８月28日は建設会館で学科６時間（ローラーに関する知識、運転一般事項、関係法令）の講義、29日は玖珠川の協心橋下の右岸河川敷（玖珠町帆足）で４時間の実技講習を行った。
　実技講習を担当した大分産業機械技能教習所の中野佑一講師は「最初の周囲の確認や、３点支持昇降の徹底はもちろん、しっかり機械に慣れてもらうために段階的に前進・後退からスラロームへと進めて教えている」と語り、一人ずつ念入りに指導した。
　受講した会員は「（ローラーは）意外と小回りが利かず、切り返しが難しい。他の重機の動きとも違う。現場だと狭い場所でも使うことになると思うので、この講習でしっかり体得したい」と語った。後日、受講者全員に修了証が交付される。