防災の実働訓練実施 上下水道局と管工事協が合同で〈別府市〉無料
行事・講習会・表彰別国地区
2023年08月29日
別府市上下水道局は22日、市管工事協同組合(志賀敏夫理事長)と合同で、地震による配水管破裂、漏水が発生した場合に備えた情報伝達、応急給水、応急復旧などの防災実動訓練を実施した。本局以外にも、野口原水道局と朝見浄水所の職員ら、委託業者なども含め総勢約40人が参加した。
訓練は2007年度から毎年実施しており、今年で17回目。これまで企業局と合同で行っていたが、今年は市上下水道局独自で実施、市管工事協が協力した。訓練は、四国沖を震源域とする地震が発生し、別府市内でも震度5強を観測、市内各所で配水管が破裂、大規模な断水被害が発生した、という想定で行われた。
市上下水道局で災害発生のアナウンスが流されると、まず各自が身を守る安全確保行動を実施。その後、速やかに災害対策部会議が開かれ、各部署からの報告、被害状況の共有などが行われた。
続けて場所を局内駐車場に移し、給水車(1・8㌧)を給水地点まで出動させる応急給水訓練を実施。委託業者の九州総合サービス㈱と共に、消火栓から給水車への給水、給水地点のテントとのぼりの設置、非常用給水袋(6㍑用)への給水、袋を背負えるようリュックにする肩紐の取り付けなどを訓練した。
また、市管工事協と共に地震で水道管(∅40)が破損・漏水し、水が吹き上がった箇所があると想定して、修復作業を手早く行う応急復旧訓練も実施された。
市上下水道局の松屋益治郎上下水道対策部長(局長)は「不測の事態に備え、職員一人一人が迅速、かつ的確な行動を取ることが早期復旧へつながる。情報を共有し、発災時のための技術や知識を養うことで、市民の生活への影響をできるだけ少なくすることができる。訓練には緊張感を持って取り組めた」と話した。
訓練は2007年度から毎年実施しており、今年で17回目。これまで企業局と合同で行っていたが、今年は市上下水道局独自で実施、市管工事協が協力した。訓練は、四国沖を震源域とする地震が発生し、別府市内でも震度5強を観測、市内各所で配水管が破裂、大規模な断水被害が発生した、という想定で行われた。
市上下水道局で災害発生のアナウンスが流されると、まず各自が身を守る安全確保行動を実施。その後、速やかに災害対策部会議が開かれ、各部署からの報告、被害状況の共有などが行われた。
続けて場所を局内駐車場に移し、給水車(1・8㌧)を給水地点まで出動させる応急給水訓練を実施。委託業者の九州総合サービス㈱と共に、消火栓から給水車への給水、給水地点のテントとのぼりの設置、非常用給水袋(6㍑用)への給水、袋を背負えるようリュックにする肩紐の取り付けなどを訓練した。
また、市管工事協と共に地震で水道管(∅40)が破損・漏水し、水が吹き上がった箇所があると想定して、修復作業を手早く行う応急復旧訓練も実施された。
市上下水道局の松屋益治郎上下水道対策部長(局長)は「不測の事態に備え、職員一人一人が迅速、かつ的確な行動を取ることが早期復旧へつながる。情報を共有し、発災時のための技術や知識を養うことで、市民の生活への影響をできるだけ少なくすることができる。訓練には緊張感を持って取り組めた」と話した。