県治山林道協会（三河明史会長）は23日、大分市内で２０２３年度の県民有林治山林道工事等コンクールなどの表彰式と第11回定時総会を開いた。
　コンクールは、治山・林道工事などの施工技術向上、山村の活性化に寄与する林道の維持管理、保全による通行の安全を確保することを目的に開催されており、知事賞に日本地研㈱大分支店と㈱川邊組が受賞した。２社は全国コンクールへと推薦される。
　総会では、23年度の事業計画で、①治山、森林整備事業の普及啓発と体験活動、資料・情報の収集・配布、要望提案活動②事業に関する技術の研修会、表彰などの開催、調査研究③治山、森林整備事業に関する調査測量設計などの受託―などを掲げ、承認された。また、役員の任期満了に伴い永松悟杵築市長と宿利政和玖珠町長が新たに理事となり、その後の役員会で新会長に田中利明佐伯市長が選任された。
　企業関係の受賞者は次の通り。
▽賞＝企業名（代表者、施工管理表彰は現場代理人名）
　◇治山工事
▽知事賞＝日本地研㈱大分支店（穴井隆美）
▽協会長賞＝高野建設㈱（小深田崇志）、三双土木㈱（菅本一夫）
　◇林道工事
▽知事賞＝㈱川邊組（阿部清治）
▽協会長賞＝㈱大広建設（大塚隆司）
　◇治山林道工事施工管理
▽協会長賞＝徳丸綜合建設㈱（一丸千晴）、㈱秋吉組（久保田勝俊）、日本地研㈱大分支店（藤田英剛）、㈱川邊組（阿南太一）、日本地研㈱大分支店（因俊治）、田中建設㈱（鈴木敏行）、新日本緑地㈱（黒木君雄）、高野建設㈱（山田義隆）。