竹田市の「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会は、長年にわたる道路愛護・美化活動の功績が評価され、日本道路協会の「道路功労者表彰」を受賞。22日、竹田土木事務所で表彰状授与式が開かれた。
　高村聡事務所長が「22年にわたる長きの活動に敬意を表する。これからも、活動を継続してほしい」とあいさつし、女性の会の堀幸子会長へ表彰状を授与。堀会長が「みなさんのおかげで受賞できた。さまざまなことに、何かお手伝いできることがあるのではという思いで、活動を続けてきた」とお礼を述べた。
　女性の会は２００２年に設立。中九州道整備の必要性を訴えるため、全国から有識者を集めてフォーラムの開催、関係機関への要望活動などを通じて、地元機運の醸成に貢献した。03年に全国みちづくり女性団体交流会議に加盟して、全国の女性団体と要望活動をするなどしている。また、道守九州会議会員として、国道57号を小学生と一緒に20年近く清掃活動もしている。
　堀会長は「思いがけない受賞で驚いている。道路整備を通じて、竹田が元気になること、若い人たちにとって竹田が住みやすいまちになるよう、今後も活動を続けたい」と述べた。