九州東西軸の強化を 佐藤知事ら国交省へ要望無料
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2023年08月16日
佐藤樹一郎知事は7日、蒲島郁夫熊本県知事、河野俊嗣宮崎県知事と3県合同で国土交通省を訪ね、和田信貴(わだのぶたか)事務次官に九州の東西軸(中九州横断道路、九州中央自動車道)の強化を早期に実現するよう要望した。
要望内容は、南海トラフ地震の発生が懸念される中、九州の東西軸の強化は、災害時においても安定的な輸送を確保する「命の道」として、国土強靱化の観点からも喫緊の課題であるとして、▽「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」に必要な予算・財源をこれまでのペースを緩めることなく、例年以上の規模で確保し、高規格道路のミッシングリンクの解消や老朽化対策など計画的に推進すること。また、改正国土強靱化基本法を踏まえ、対策期間完了後においても、昨今の地震・豪雨・豪雪などの災害の状況も考慮しつつ、必要な予算・財源を通常予算とは別枠で確保して、継続的・安定的に取り組むこと▽2024年度予算については、道路ネットワークの整備を推進するための所要額を満額確保し、九州中央自動車道および中九州横断道路への予算の重点配分を行うこと▽「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」などを活用し、中九州横断道路の事業推進を図ること▽激甚化・頻発化する大規模自然災害の脅威・危機に即応するための地方整備局などの体制の充実・強化や災害対応に必要となる資機材のさらなる確保に取り組むこと―など5項目を要望した。
要望内容は、南海トラフ地震の発生が懸念される中、九州の東西軸の強化は、災害時においても安定的な輸送を確保する「命の道」として、国土強靱化の観点からも喫緊の課題であるとして、▽「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」に必要な予算・財源をこれまでのペースを緩めることなく、例年以上の規模で確保し、高規格道路のミッシングリンクの解消や老朽化対策など計画的に推進すること。また、改正国土強靱化基本法を踏まえ、対策期間完了後においても、昨今の地震・豪雨・豪雪などの災害の状況も考慮しつつ、必要な予算・財源を通常予算とは別枠で確保して、継続的・安定的に取り組むこと▽2024年度予算については、道路ネットワークの整備を推進するための所要額を満額確保し、九州中央自動車道および中九州横断道路への予算の重点配分を行うこと▽「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」などを活用し、中九州横断道路の事業推進を図ること▽激甚化・頻発化する大規模自然災害の脅威・危機に即応するための地方整備局などの体制の充実・強化や災害対応に必要となる資機材のさらなる確保に取り組むこと―など5項目を要望した。