別府北ロータリークラブは７月26日、別府市役所を訪れ「地域で課題を抱える世帯への支援にしてほしい」と食品約60万円相当を寄付した。今回が初めての寄付で、食品は市社会福祉協議会が市内のひとり親世帯などを対象に振り分ける。
　寄付受け入れ式には、渡辺純一会長（九州コンフェックス㈱顧問）やクラブ奉仕プロジェクトの眞砂鉄治委員長（真砂建設㈲社長）など関係者約10人が出席。渡辺会長が「物価高騰の影響を受け、日常生活に困難を感じている人や支援が必要な子どもたちの元へ届けてほしい」と、目録を贈呈した。
　これを受けて長野恭紘市長が「たくさんの寄付に感謝する。夏休み期間で給食がなく、子ども食堂に足を運ぶ子どももいれば、日常生活自体に苦労している家庭もある。頂いた寄付で食の支援をさらに推進させ、必要な人に届けていく」とお礼を述べた。