大分建設新聞

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県建築士会が防災講話 支援活動を紹介 無料

行事・講習会・表彰大分地区
2023年07月27日
 大分市のまちづくり情報プラザは19日、市内で第36回まちづくり情報カフェを開催、県建築士会防災委員会の渡邊豊基チームリーダーが「建築士会の防災活動と我が家の防災対策」と題して講演した。約40人が参加。
 講演では、熊本・大分地震や2016年の台風18号での被災家屋の応急危険度の判定や、被災認定の調査などの活動について話し、また、翌年の九州北部豪雨で被災した住宅や歴史的建造物を再建するボランティア活動など、建築士会の災害時の支援活動を紹介した。
 さらに、今後発生することが想定されている南海トラフの巨大地震などに対する事前防災として、家具や家電製品の固定化や身の周りの備えなども細かくアドバイスした。
 質疑応答では、被災建築物の応急危険度判定や大分市の耐震化率について活発な質問が出た。次回は、大分市の耐震化事業の詳細というテーマで開催。
 【メモ】まちづくり情報カフェは、まちづくり情報プラザが各種のまちづくりや関連する業務に取り組んでいる団体などに、活動の事例や経験談などの講演を依頼、活動への支援や市民の情報交流と学習の場につなげていくことを目的に開催しているもの。
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