大分建設新聞

ニュース記事

末宗建設が優良賞 23年度、宇佐市工事表彰無料

行事・講習会・表彰県北地区
2023年07月18日
 宇佐市は14日、市役所で2023年度の優良建設工事表彰式を開いた。昨年度完成検査をした最終契約金額500万円以上の69件のうち、今回は優良賞に末宗建設㈱(末宗光晴社長)、奨励賞に友和建設工業㈱が表彰された。大建協宇佐支部から野村竜治副支部長が来賓として出席した。
 これは市発注の建設工事のうち、優れた工事を施工した業者を表彰することで、適正な施工と技術の向上を図ることを目的として11年度から行われているもの。
 是永修治市長は、今回の表彰について「優れた施工技術と豊富な経験を生かし、より一層の実力向上と建設事業全体の発展のため、さらに安全安心まちづくりのために今後ともお力添えを」とたたえ、表彰状を手渡した。また、あいさつの中で「特に7月豪雨では冠水や土砂崩れなどが市内各所で発生した。現在、被害状況の把握に努めているところ。迅速な復旧を行うためには皆さま方の力が必要」と、先日の豪雨災害復旧への協力を求めた。
 受賞者を代表して末宗建設の今村基徳常務は「現場では苦労した面もあったが、市職員の皆さま方や多くの工事関係者のご協力を得て完成した。この受賞は地域社会への貢献を胸に刻み、日々の業務にあたってきた弊社にとって大きな励みとなる。受賞に甘んじることなく、安全第一で品質確保のため技術力向上に努める」と謝辞を述べた。
 受賞者は次の通り。
▽会社名(代表者・現場代理人、監理技術者および主任技術者)=工事名
 ◇優良賞
▽末宗建設㈱(末宗光晴社長・現場代理人兼監理技術者千葉満)=令和3年度(繰)JR柳ヶ浦駅周辺地区シェルター新築工事
 ◇奨励賞
▽友和建設工業㈱(木下日出男社長・現場代理人安長利美、主任技術者木下日出男)=令和4年度長洲児童クラブ建設工事。
 【メモ】優良賞は工事成績評定点が85点以上のものが1件以上あり、かつすべての工事成績評定点が70点以上の建設業者が対象。奨励賞は等級の格付けがA等級を除く建設業者のうち工事成績評定点が80点以上のものが1件以上あり、かつすべての工事成績評定点が70点以上の建設業者が対象。なお、過去に優良賞を受賞した事業者、過去2年間に奨励賞を受賞した事業者は除いている。
取材依頼はこちら
環境測定センター
arrow_drop_up
TOP