日田市の㈱大日は５日、同社で２０２３年度安全大会を開き、グループ会社、協力会社の社員約70人が参加した。新型コロナウイルス感染拡大の影響から昨年までは同社とグループ会社だけで開いていたが、４年ぶりに協力会社21社も参加した。
　宇野浩一社長は「当社はこれまで死亡災害は無いが、近年事故は発生している。いつも呼び掛けていることだが「焦り」、「油断」、「慣れ」、「自分だけは大丈夫」という気持ちが事故につながり、これを払拭していかなければならない」とあいさつ。
　続いて工事１課の齋藤敏隆課長から全国の労働災害状況の報告、日田玖珠広域消防組合から過去の災害事例や出動実績の説明があり、同社の社員などからヒヤリ・ハットの事例が紹介された。
　そのあと「危険予知活動（ＫＹ）シリーズ１～基礎４ラウンド法～」と題したビデオ放映が行われ、最後に工事１課の佐藤亮輔さんが安全宣言を読み上げ、全員が拳を高くつき上げ「がんばろうコール」を唱和し、全員で安全を誓った。
　安全衛生優秀賞の受賞者は次の通り。
▽従業員表彰＝長尾和也（サービス課）
▽協力業者表彰＝古賀和正（ＡＩＲ　ＭＡＳＴＥＲ）、上原忠雄（豊中建設㈱）。