大分建設新聞

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9年ぶりに派遣 四浦地区に応援隊〈津久見支部〉無料

社会貢献・人材育成県南地区
2023年06月27日
 大建協津久見支部(伊東忠文支部長)は26日、津久見市四浦5区(大元集落)に小規模集落応援隊を派遣し、大元川砂防ダム周辺と地区内県道沿いの草刈りや枝打ち作業をした。同支部が応援隊を派遣するのは2014年度以来9年ぶり4回目。同集落は今年3月末現在、27世帯37人で65歳以上の高齢化率は約86・5%。
 対面式には、伊藤支部長をはじめ土木A級8社で組織した10人の隊員と神田清澄区長、県中部振興局職員、津久見市職員などが参加。
 神田区長の歓迎あいさつに続き、作業内容の説明などの後、応援隊員は、大元川砂防ダムの周辺に入り、手際よく草刈り機で草や木を刈り、熊手で集めるなど2時間ほどの作業に汗を流した。
 神田区長は「応援隊に来ていただくのは初めて。毎年7月第2日曜日の草刈り作業は、高齢化のため動ける人が2~3人となっており、本当に困っていた。市に相談すると、応援隊を紹介してくれたが、このような(応援隊活動)形で助けてもらえるのは非常にありがたい」と感謝。伊東支部長は「応援隊活動などの地域貢献で、建設業のイメージアップを図っていきたい。地域になくてはならない建設業を目指したい」などと話した。
 参加した8社は次の通り。
▽安部建設㈱、協和産業㈱、小代築炉工業㈱、拓州建設㈱、津久見建設㈱、㈱東和建設㈱、㈱大下建設工業、㈱甲斐建設(2人)。
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