竹田市の㈱友岡建設（友岡孝幸社長）は16日、市内で第36回安全衛生推進大会を開いた。熱中症や多発する墜落・転落事故防止など過信による事故防止を誓った。
　大会には、社員や協力会社など約80人が出席。友岡社長が「高齢化すると能力が落ちる。大事なことは自分の認識の違いが過信につながり事故になること。全てに確認を」とあいさつ。
　講習会では、豊後大野労働基準監督署の坪井龍治安全専門官が「労働災害防止などについて」と題して、管内の労働災害発生状況などを説明。また、川野絵梨佳監督・安衛課長が「改正労働基準法への対応について」と題し、時間外労働の上限規制などを説明した。
　終了後は、国道４４２号沿いの道路清掃活動をした。
　受賞者は次の通り。
▽永年勤続功労者＝佐藤正蔵（25年）
▽県建設業協会竹田支部長＝下元太介・工藤隆二（10年）
　【社長賞】
▽土木部優良工事＝大塚孝二・河野竜巳・佐藤順一（令和３・４年度竹田地区維持補修工事）
▽土木部個人＝岩本敏己・熊野忠政・野村吉広・平吉展・首藤栄樹・甲斐義宜・工藤真吾
▽建築部個人＝佐藤正蔵
▽安全パトロール賞＝土木部岡部班代表 岡部道生
▽協力会社＝㈲本田建設（建築）、朝日工業テクノス㈱（土木）
▽安全標語＝（優秀賞）熊野忠政「急いでやるより正確に あわててやるより確実に ルール守って安全作業」ほか。