大分建設新聞

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明野地区傾斜地を点検 大分市が防災パト無料

行事・講習会・表彰大分地区
2023年05月29日
 大分市は26日、梅雨の長雨など風水害多発期に備え、安全対策を点検するため、市内で現在施工中の28カ所のうち、傾斜地で比較的大規模な擁壁の築造を伴う明野地区で開発工事現場の防災パトロールをした。
 明野西の㈱スガテック寄宿舎建設予定地(開発行為面積2837平方㍍)では、市の開発建築指導課の職員2人が施工している㈱佐伯建設(大分市)の担当者から事故発生時の緊急連絡体制、工程管理などについて聞き取りし、計画高9・5㍍の直壁法面工事現場を点検、重機の事故防止対策や崩落防止対策、排水路対策などをチェックした。
 指導課の羽田克己参事補は「現場はきちんと整理されており、法面の崩壊防止や雨水の排水対策もしっかりされていておおむね良好だ」と評した。
 市は、2012年度から毎年風水害多発時期の前に、開発造成地の防災対策や災害発生時における緊急連絡体制を点検するパトロールを行っている。
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