豊後高田市は、人気観光地田染荘がある真木地区に直売所と一体化したレストランを新設するとともに、田染荘小崎のホタル街道を整備する。世界農業遺産の郷（ルビ：さと）として都市部との交流人口の増加を図るのが目的。
　直売所を兼ねるレストランは和風建築にする予定で約９００万円、またホタル街道には約３００万円の各設計委託料を３月議会に計上、承認された。発注に向けて準備を進めている。
　和風レストラン・直売所の場所は「真木大堂」の近くを検討中で、約１５０平方㍍の規模の建物を計画している。２０２５年度のオープンに向けて24年度中の完成を目指す。
　ホタル街道は、河岸の遊歩道を兼ねた川の中の観察所を２カ所設ける。上流側のポイントは親水性（気持ちの良い水辺の風景）のある護岸を、下流側には川の中をすれ違いながら渡ることができる通路の護岸を計画している。工事費は約４１８万円を予定しており、23年度中の完成を目指す。