大分建設新聞

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大分市美術館と連携も 県建築士会大分支部が総会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2023年05月01日
 県建築士会(幸勝美会長)の大分支部は4月28日、大分市内で2023年度の通常総会を開いた。委任状やオンラインでのリモート参加を含め、会員398人中145人が出席した。
 会の冒頭で伊藤憲吾支部長が「なかなか会員が顔を揃える機会が少ない中ではあるが、講演会の開催や事業計画の実施などを通して、交流の機会を図っていきたい」などあいさつ。その後、22年度の事業報告と収支決算の報告が行われた。
 23年度の事業計画では▽講演会、講習・研修会などの開催・出席▽継続能力開発(CPD)制度事業・専攻建築士制度事業の推進と協力▽広報活動の実施▽「建築士の日」事業の実施・協力▽青年部事業の実施▽一級・二級・木造建築士試験実施協力―などが提案され、いずれも承認された。
 また今年度は、大分市美術館が10月17日~11月22日の期間で開く「追悼 磯崎新ポストモダンの時代」(絵画中心の展示会)と連携し、同期間でスペースを借り受けての企画・連携事業を行うことも提案された。
 総会前にはゲストレクチャーとして㈱大匠建設(福岡県)の井上真一社長を迎え「実践!CLT建築のつくりかた」と題した講演会も行われた。
 表彰受賞者は次の通り。
 ◇令和4年度建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰
▽石井鏡成(㈲石井建築研究所)
 ◇ウッドデザイン賞2022(ソーシャルデザイン部門)
▽伊藤憲吾(伊藤憲吾建築設計事務所)
 ◇グッドデザイン賞2022(公共の建築・空間)
▽光浦高史(DABURA.m㈱)
 ◇同(商業のための建築・環境)
▽田中悠希(YARD)。
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