大分建設新聞

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観光交流施設が完成 真玉海岸恋叶ゆうひテラス〈豊後高田市〉無料

行事・講習会・表彰県北地区
2023年05月01日
 豊後高田市は4月28日、新しく建て替わった真玉海岸観光交流拠点施設「真玉海岸恋叶ゆうひテラス」の完成セレモニーを行った。
 施設は、RC造2階建て延べ409・805平方㍍。交流棟とシャワー棟の2棟からなり、交流棟は2階建て延べ281・835平方㍍で、1階はレストラン・観光案内スペースなど、2階は多目的室2室とパントリーなど屋上には珍しい段違いの展望台を設けた。シャワー棟は平屋127・97平方㍍でシャワー室、トイレのほかマリンスポーツ利用者用の艇庫などの機能を持つ。
 市は、恋叶ロードの観光交流拠点施設として新たなランドマークになると期待している。総事業費は約3億3012万円。
 式典には、佐々木敏夫市長、市議会、地元商工会や自治会、施工関係者など約30人が出席。
 佐々木市長は、工事関係者や地域住民に感謝の意を述べ「日本夕陽百選ならびに国の登録記念物に指定されている真玉海岸の夕陽を、一年中いつでも快適に見られるように整備した。特に屋上に設けた展望台からは俯瞰した干潟の絶景を撮影することができる。これまで以上に多くのカメラマンの来場を確信している。また外階段を設け、災害時には緊急避難所としての機能も有している。観光誘客の促進と地域の拠点としての活躍を期待する」とあいさつ。
 完成までの工事経緯を報告した後、施工に関わった㈱キョウワ(豊後高田市)、㈱菅組(同)、㈱大興電設(同)、㈱南設備工業(同)、佐々木工業㈱(中津市)、㈱高建築事務所(大分市)に佐々木市長から感謝状が贈られた。
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