大分県路上工事縮減対策推進協議会は21日、２０２３年度の路上工事縮減に向けた行動計画を策定し、ゴールデンウィーク（ＧＷ）期間前の４月28日午後10時～５月８日午前９時までの間、県内の国道、県道の全線と大分市道全線および別府市道11路線の工事を中止すると発表した。
　対象となる工事は、車両通行規制を伴う全ての工事のほか、ＢＰなどの工事で資材運搬などが頻繁に行われ、現況交通に著しく影響を与える工事も含まれる。ただし、災害復旧工事、路面の陥没補修や事故処理など応急復旧が必要な緊急工事を含め、真にやむを得ない工事は対象外。
　今回策定した行動計画では、今年のお盆期間の８月10～16日と年末年始の12月28日～１月４日も工事を中止。また、今後の中止・抑制期間として年度末期間の24年２月29日～同年４月１日まで、国の直轄国道の工事を中止するほか、大分市道の12時間交通量１万台以上の幹線道路と別府市道の11路線も午前６時～午後６時まで日中の工事を中止する。県管理の大分市と別府市内の12時間交通量１万台以上の国道・県道については同年３月16日～31日の午前６時～午後６時の日中の工事を中止する。
　同協議会は国、県、大分・別府市、県警のほか、インフラ担当の行政、民間企業で構成されている。