県と県溶接協会（山下輝之会長）は27日、県産業科学技術センターで２０２２年度県溶接技術競技会の表彰式を行い、手溶接の部で６人、半自動溶接の部で３人の計９人が優秀技術者として表彰された。
　県商工観光労働部の島田忠参事監兼工業振興課長が知事賞と工業連合会長賞、山下会長が溶接協会長賞、日刊工業新聞社東九州支局の大塚久美支局長が日刊工業賞の賞状と記念品をそれぞれ贈った。
　主催者を代表して島田課長と山下会長があいさつ。審査員を代表して産業振興㈱大分事業所の吉田裕之審査員が講評した。受賞者を代表して日鉄テックスエンジの野田悠輝さんが謝辞を述べた。
　なお、九州でもトップレベルとなる本競技会の成績優秀者は、本県が現在、大会史上初の８連覇中の九州大会や、全国大会に県代表として出場する。
　入賞者は次の通り。
　【手溶接の部】
▽最優秀賞・県知事賞（全国大会、九州大会）＝野田悠輝（日鉄テックスエンジ㈱）
▽優秀賞・協会会長賞（九州大会）＝佐藤将吾（同）
▽優秀賞・工業連賞＝荒巻祐太（同）
▽優良賞・協会会長賞＝小屋椋武（㈱三井Ｅ＆Ｓマシナリー大分工場）
▽同＝坂本慎司（日鉄テックスエンジ㈱）
▽同＝外山貴裕（山九㈱大分支店）
　【半自動溶接の部】
▽最優秀賞・県知事賞（全国大会、九州大会）＝甲斐浩一（日鉄テックスエンジ㈱）
▽優秀賞・県協会会長賞（九州大会）＝山本龍治（㈱三井Ｅ＆Ｓマシナリー大分工場）
▽優秀賞・日刊工業賞＝平尾海（同）。