大分建設新聞

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26人が巣立つ 佐伯高技専で修了式無料

行事・講習会・表彰県南地区
2023年03月15日
 県立佐伯高等技術専門校で14日、2022年度修了式があった。所定の1年間の訓練を終えた22~66歳の26人が希望に燃えて学び舎を巣立った。
 足立晃成校長が各科代表に修了証書を手渡し「人手不足といわれる中、地元企業からは、即戦力として大きな期待が寄せられている。校訓である誠実、錬磨、創造の精神を忘れることなく、立派な技能者・社会人として新たなステージで活躍してほしい」と式辞。
 修了生を代表して不動産関連に就職が決まった建築科の岡野康生さん(22・佐伯市池田)が「コロナの影響で思うようにいかないこともあったが、無事に多くの資格を取得できた。春から社会に出ていく私たちは、日々変化する社会に対応できる職業人として、なお一層まい進していく」と答辞を述べた。
 今年は機械加工科2人(うち女性1人)、オフィスビジネス科10人(同5人)、建築科14人(同2人)。
 同校では「修了式時点での就職率は全体で約58%。最終的には、前年並みの約92%程度になりそうだ」と話している。同校の訓練期間は1年間。知識や技能の習得や各種資格の取得を目指し、就職につなげている。現在、新年度の訓練生を募集している。また、3月19日(日)にオープンキャンパスを計画、問い合わせは同校(℡0972〈22〉0767)へ。
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