大分建設新聞

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思い出デザイン大会 小学生招き淮園トンネルで〈玖珠土木〉無料

行事・講習会・表彰県北地区
2023年02月28日
 玖珠土木事務所は先に、国道387号川底工区の淮園ほたるトンネル工事現場(九重町菅原)に地元の淮園小学校5・6年生の児童15人を招いて「思い出デザイン大会」を行った。
 会の冒頭、玖珠土木の四嶋信一所長が「このトンネル工事に伴い、同小学校の児童とは、これまで約2年間トンネル工事の学習やネーミングを考えるなど一緒に取り組んできた。このトンネルも今年中に通れるようになると思うが、竣工後は50年以上使うことになると思うので、今後このトンネルを通るたびにきょうの取り組みを思い出してもらえればうれしい」と児童に呼び掛けた。
 続いてトンネルを施工した平和・ヤマダJVの栗林裕也所長がこれまでの工事の進捗状況を説明したあと、児童らはトンネルを覆う防水シートに思い思いの絵を描き、お互いに描いた絵を見せ合いながらにぎやかに進められた。
 デザイン大会終了後、児童を代表して佐藤大臥さんが「日頃できない非常に有意義な経験。思い出に残したい」とお礼を述べた。
 今後は、この防水シートの上に覆工コンクリートが打設される。
 トンネルの工事概要は総延長146㍍、トンネル延長131㍍、幅員6(7)㍍、掘削工123・5㍍。工期は2021年9月~23年6月30日。総工費は約7億6000万円。
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