大分建設新聞

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九州管内初のAI音声案内 佐伯河川国道無料

製品・技術・企業県南地区
2023年02月21日
 佐伯河川国道事務所は17日、人工知能(AI)が道路や河川に関する質問に音声で答えたり、担当部門につないだりする案内システム「AIさくらさん」の試験運用を始めた。
 同事務所では、行政サービスの向上や業務の効率化に向けた取り組みの一つとして、佐伯出張所(佐伯市弥生井崎)に電子掲示板を設置し「AIさくらさん」が、訪問者の用件に応じて、遠隔の竹田維持出張所など担当部門を案内する実証実験を2024年1月末まで続ける。九州地方整備局の管内では初の試みという。
 同日は、地元区長の井上保彦さんが佐伯出張所から音声入力で「道の駅周辺の草刈りをしてほしい」と伝えると、担当部門につながり、現地の地図や写真で現場を確認するなど的確に対応していた。
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