時速80㌔でトンネル点検 ドローン・AI技術の研修会無料
行事・講習会・表彰大分地区
2023年02月17日
県は10日、大分県ドローン協議会、県測量設計コンサルタンツ協会と共催で大分市横尾のレゾナックドームでインフラ点検支援技術等体験研修会を開いた。関係企業17社が参加。
研修会では、測量設計コンサルタントの技術者50人と行政機関の技術職員40人の計90人を対象に、高解像度カメラによる画像計測技術や赤外線を用いた非破壊検査技術など、国土交通省が認定した近接目視に代わる169の新技術の中で、九州管内で実績の多い9技術を研修した。
橋梁やトンネルなどのインフラ点検を例に挙げて、技術を開発した9社がそれぞれ説明。その後、17社による、最新型ドローンや下水道など管路点検用の水中ドローン、高速道路のトンネルを時速80㌔で点検する特殊車両などの展示・体験会が行われた。県内企業からは夢想科学㈱と㈱テクノコンサルタントの2社が参加した。
主催した県の三村一土木建築部審議監は、建設業の担い手が不足する状況の中で、これからは生産性の向上が重要な課題になると話し、「解決手段の一つとして、先端技術を活用した業務プロセスの改善などDXへの取り組みが脚光を浴びている。特に事業の上流である測量や点検などに新技術の活用が求められている」と、ドローンやAIをはじめとした点検支援技術の活用と促進に県も積極的に取り組む姿勢を示した。
研修会では、測量設計コンサルタントの技術者50人と行政機関の技術職員40人の計90人を対象に、高解像度カメラによる画像計測技術や赤外線を用いた非破壊検査技術など、国土交通省が認定した近接目視に代わる169の新技術の中で、九州管内で実績の多い9技術を研修した。
橋梁やトンネルなどのインフラ点検を例に挙げて、技術を開発した9社がそれぞれ説明。その後、17社による、最新型ドローンや下水道など管路点検用の水中ドローン、高速道路のトンネルを時速80㌔で点検する特殊車両などの展示・体験会が行われた。県内企業からは夢想科学㈱と㈱テクノコンサルタントの2社が参加した。
主催した県の三村一土木建築部審議監は、建設業の担い手が不足する状況の中で、これからは生産性の向上が重要な課題になると話し、「解決手段の一つとして、先端技術を活用した業務プロセスの改善などDXへの取り組みが脚光を浴びている。特に事業の上流である測量や点検などに新技術の活用が求められている」と、ドローンやAIをはじめとした点検支援技術の活用と促進に県も積極的に取り組む姿勢を示した。