大分建設新聞

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新幹線を東九州へ 期成会がシンポ無料

行事・講習会・表彰大分地区
2023年02月02日
 大分県東九州新幹線整備推進期成会(会長・広瀬勝貞県知事)のシンポジウムが1月31日大分市内で開かれ、学識経験者の基調講演、学・官・地元企業の代表らによるパネルディスカッションなどが行われた。県内自治体首長、商工関係、市民を含め約200人が参加した。
 冒頭、広瀬会長が「整備計画路線が順次開業を迎える中、東九州新幹線を基本計画路線から整備計画路線に格上げする時期が到来した。しかし経由地などの路線決定や在来線の経営問題などの課題がある。今日のシンポジウムを契機に整備の機運を大いに盛り上げていただきたい」とあいさつ。
 基調講演では竹内健蔵氏(東京女子大学教授)が「東九州新幹線の効果と課題」と題して、真の経済効果を産むためには製品差別化戦略など地域が創意工夫することが大事だと強調。
 この後、学・官・地元企業代表者らによって新幹線貨物などの物流への期待、関西方面からの誘客、福岡が通勤圏となる利便性とアートを活用した観光の魅力づくりなど「東九州新幹線への期待と効果」についてディスカッションを行い、参加者と共に東九州新幹線整備の機運醸成を図った。
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