ケーソン据付けに感動 大分工業、大在西地区で見学無料
社会貢献・人材育成大分地区
2023年01月30日
別府港湾・空港整備事務所は26日、大分工業高校(佐藤啓治校長)土木科2年生39人を招いて、大分市青崎先の大分港(大在西地区)複合一貫輸送ターミナルの工事現場で港湾施設の整備を学ぶ「現場見学会」を開いた。
見学会は、県内の建設産業従事者の高齢化などで若い担い手の確保が喫緊の課題となっていることから、若年層に建設業への関心を深めてもらうため開催しており、港湾工事ならではの事業規模の大きさやダイナミックな作業を体感してもらうのが目的。
同日は、大分港の岸壁(マイナス9㍍)築造工事での大型起重機船によるケーソン据え付け作業場で㈱大本組(三宅啓一社長)の伊藤宏志現場作業所長らが、工事概要や現場の注意事項を生徒たちに説明、工事の具体的な内容を別府港湾・空港整備事務所の鹿田光さんが分かりやすく話した。
この後、ケーソンの地切りと吊り上げ工事を見学して記念撮影を行い、港湾工事について説明を受け、VR体験をした。
港湾工事の説明(授業)では大本組の担当者が、写真と動画で施工フローや作業クレーン船(第一豊号)について詳しく話し、DX技術の活用目的や港湾工事の社会への貢献度の高さなどを教えた。また、VR体験では㈱アクティオの担当者の指導でトンネルや高所作業現場、想定される事故などをVRで体感し、安全点検の重要さも体験した。
見学後の質疑応答では、クレーン船の内部構造や居住性などについて質問があり、㈱森長組の喜田巧支店長が一つ一つ丁寧に答えた。最後に生徒を代表して山岸琥生さんが「現場にバスで入った時からインパクトがすごく、めったに見られないものばかり。貴重な体験をありがとうございました」とお礼を述べた。
見学会は、県内の建設産業従事者の高齢化などで若い担い手の確保が喫緊の課題となっていることから、若年層に建設業への関心を深めてもらうため開催しており、港湾工事ならではの事業規模の大きさやダイナミックな作業を体感してもらうのが目的。
同日は、大分港の岸壁(マイナス9㍍)築造工事での大型起重機船によるケーソン据え付け作業場で㈱大本組(三宅啓一社長)の伊藤宏志現場作業所長らが、工事概要や現場の注意事項を生徒たちに説明、工事の具体的な内容を別府港湾・空港整備事務所の鹿田光さんが分かりやすく話した。
この後、ケーソンの地切りと吊り上げ工事を見学して記念撮影を行い、港湾工事について説明を受け、VR体験をした。
港湾工事の説明(授業)では大本組の担当者が、写真と動画で施工フローや作業クレーン船(第一豊号)について詳しく話し、DX技術の活用目的や港湾工事の社会への貢献度の高さなどを教えた。また、VR体験では㈱アクティオの担当者の指導でトンネルや高所作業現場、想定される事故などをVRで体感し、安全点検の重要さも体験した。
見学後の質疑応答では、クレーン船の内部構造や居住性などについて質問があり、㈱森長組の喜田巧支店長が一つ一つ丁寧に答えた。最後に生徒を代表して山岸琥生さんが「現場にバスで入った時からインパクトがすごく、めったに見られないものばかり。貴重な体験をありがとうございました」とお礼を述べた。