大分建設新聞

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障がい者がVRなど体験 ビルド大分が出前授業無料

社会貢献・人材育成豊肥地区
2023年01月24日
 産学官連携組織「BUILD OITA」は23日、豊後大野市の千歳公民館で県の事業「生涯を通じた障がい者の学び支援モデル公民館委託事業(ひょうたんカレッジ)」を通じて、障がいがある人への出前授業を行った。授業には地域の支援者をはじめ、視察に来た県内各地の公民館関係者も参加した。
 まず、豊後大野土木事務所担当者が身近で起こる可能性が高い土砂災害について説明。土砂災害には土石流、がけ崩れ、地すべりがあるとし、各災害の発生時の映像、前兆現象などを紹介し、もしもの際は自分の身を守る行動をしようと呼び掛けた。
 そして班ごとに分かれ、VRゴーグルを使った中津日田道路と乙津橋の工事現場のVR映像視聴とドローンの操作体験をした。VR映像では、あまり見ることができない工事現場の様子を興味深く視聴。ドローンの操作では、慣れない手つきで操作を行い、飛行するドローンに歓声を上げていた。
 ドローンの操作体験では、県測量設計コンサルタンツ協会の会員である地元企業の㈱佐藤設計コンサルタントが協力して、操作指導などをした。
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