ICT建機で道路舗装 日伸建設工業が見学会無料
行事・講習会・表彰別国地区
2023年01月20日
舗装・土木工事を中心に、最新技術を取り入れて各種施工を進める日伸建設工業㈱(杵築市、大庭浩司代表取締役)は17日、杵築市山香町立石の県道佐田山香線で施工中の「令和4年度交安改地別第2号舗装新設工事」現場で、ICT建機を使用したアスファルト道路舗装工事の見学会を開いた。県土木建築部、別府土木事務所など関係者10人が参加した。
始めに川野健一郎現場主任技術者と工務部の中野嘉則課長補佐が現場の工事進捗状況を報告、使用しているICT建機について説明した。現場では、トータルステーション(TS)測位を用いたアスファルトフィニッシャーのマシンコントロールシステム(MC)や、GNSS(GPSシステム、人工衛星で位置を把握する機器)を用いたタイヤローラーの転圧管理システムなどを見学した。機器はいずれも汎用の機械に後付けするもので、技術協力した㈱ショージの社員が詳しい機械の説明を行った。
参加者は施工中の車載モニターを見ながら、MCが検知するアスファルトの一次、二次転圧の回数により画面の色が変わる様子、路面の表面温度まで一緒に表示される様子などを見学し、ICT建機の使用実情や知識を深めた。
見学後、別府土木事務所企画調査課の後藤士朗課長補佐が「施工中の現場で貴重なものを見せていただき感謝。引き続きICT建機を活用しての、品質管理・現場の安全に務めてほしい」と語った。
県では建設現場でのDXを推進するため、ICT建機を導入する場合に経費の一部を助成する補助金制度を設けている(今年度の募集は終了)。2023年度、24年度も同様の制度予算を確保しているという。
始めに川野健一郎現場主任技術者と工務部の中野嘉則課長補佐が現場の工事進捗状況を報告、使用しているICT建機について説明した。現場では、トータルステーション(TS)測位を用いたアスファルトフィニッシャーのマシンコントロールシステム(MC)や、GNSS(GPSシステム、人工衛星で位置を把握する機器)を用いたタイヤローラーの転圧管理システムなどを見学した。機器はいずれも汎用の機械に後付けするもので、技術協力した㈱ショージの社員が詳しい機械の説明を行った。
参加者は施工中の車載モニターを見ながら、MCが検知するアスファルトの一次、二次転圧の回数により画面の色が変わる様子、路面の表面温度まで一緒に表示される様子などを見学し、ICT建機の使用実情や知識を深めた。
見学後、別府土木事務所企画調査課の後藤士朗課長補佐が「施工中の現場で貴重なものを見せていただき感謝。引き続きICT建機を活用しての、品質管理・現場の安全に務めてほしい」と語った。
県では建設現場でのDXを推進するため、ICT建機を導入する場合に経費の一部を助成する補助金制度を設けている(今年度の募集は終了)。2023年度、24年度も同様の制度予算を確保しているという。