㈱熊野建設（佐藤俊治代表取締役社長）は９日、大分市高松一丁目の大分銀行日岡支店跡地で医療法人ＡＳＣ（日野亜希子理事長）が建設する「（仮称）ひの眼科・皮フ科クリニック」医院の起工式を行った。関係者ら約20人が出席した。
　同医院はＷ造２階建て延べ４４２・63平方㍍で、設計は㈲アーバンビジョン建築事務所（宮﨑隆博代表取締役）、施工は熊野建設。工期は１月５日～５月20日、開院日は未定としている。
　ＡＳＣは大分市東大道一丁目で皮膚科・美容皮膚科の「あきこ皮フ科クリニック」を経営しており、今回が２号医院となる。医院の開業時は、クリニックの開業をサポートする㈱ＯＣソリューションズ（高橋隼人代表取締役）が支援する。
　神事では、施主でＡＳＣの日野理事長がカマを、同法人の日野翔太理事がクワを、設計を請け負ったアーバンビジョン建築事務所の宮﨑代表取締役がスキを、施工の熊野建設、佐藤社長が牧昭吉工事事務所長を持ち手にクイを打ち込み、関係者らが玉串をささげて工事の無事完成を祈願した。
　神事の後、日野理事長が「開業後は地域医療に貢献し、患者第一の診療を心掛けていきたい。完成まで事故なく安全に、立派な建物ができるようお願いしたい」とあいさつ。施工者を代表して佐藤社長が「地域の医療を担う建物をつくるということで、責任の重大さを感じる。安全第一で、日野先生が納得のいくような建物を工期内に頑張って完成させたい」と、力強く着工に当たっての決意を述べた。