大分建設新聞

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全部門で1位 住みたい田舎ランキング〈豊後高田市〉無料

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2023年01月10日
 宝島社は、移住希望者向け月刊誌『田舎暮らしの本』2月号で「2023年版住みたい田舎ベストランキング」(23年1月4日発売)を発表した。人口2万人以上3万人未満のまちでは、豊後高田市が「総合部門」「若者世代・単身者部門」「子育て世代部門」「シニア世代部門」の全4部門で1位となり、11年連続ベスト3入りを達成した。また同ランクの「子育て世代部門」で国東市も3位にランクされた。
 このほか、人口3万人以上5万人未満のまちで臼杵市が「総合部門」「シニア世代部門」の2部門で2位。人口5万人以上10万人未満のまちで宇佐市が「総合部門」2位、「若者世代・単身者部門」3位、「子育て世代部門」1位、「シニア世代部門」1位となったほか、人口20万人以上のまちで大分市が「若者世代・単身者部門」2位、「子育て世代部門」1位になった。
 同誌では、4冠の豊後高田市などの注目点を次のように紹介している。
▽豊後高田市は179項目の移住・定住支援で、子どもからシニア世代まで住みよい環境を提供。この結果、14年から人口の社会増(市の流入人口が流出人口を上回る)が続き、保育園の新設や休園中の保育園が再開するなど子どもの数も増加傾向にある▽宇佐市は、出産時から小・中・高校入学時まで節目ごとに祝い金を支給。住宅取得補助や医療費助成を含めて子育て世帯を手厚く支援。鉄道6駅や高速道路IC5カ所をはじめ適度な生活インフラが整っている▽大分市は、交通網から文化・商業施設や医療機関まで、県都にふさわしい高度な都市基盤が整っていて、就労環境も教育環境も充実。若い世代が安心して生み育てられるよう切れ目のない支援を提供。待機児童ゼロを3年連続で達成。(加藤隆司)
 【メモ】ランキングは同社が、2013年2月号より毎年実施しているランキングで、今回で11回目を迎えたもので、移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む279項目のアンケートを実施。671の自治体からの回答をもとに、田舎暮らしの魅力を数値化し、ランキング形式で紹介している。
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