厚生労働省は、優れた技能と経験を持ち、担当する現場・部署で作業の安全を確保し、優秀な成績を挙げた職長を表彰する「２０２２年度安全優良職長厚生労働大臣顕彰」の受賞者を発表した。
　県内建設業からは、建災防県支部が推薦した㈱藤工務店（大分市、田中起基代表取締役）の大山幸三統括工事長（46）が顕彰される。
　同顕彰は、労働災害の被災者が多い中、高い安全意識を持ち、適切な安全指導を実践してきた優秀な職長を顕彰することで、その職長を中心とした事業場、地域の安全活動の活性化を図る目的で、１９９８年から行われている。
　今回の顕彰では、全国で合計１１４人が受賞し、県内からは大山氏のほか、製造業の渡邉豊氏（三造加工㈱）と野地慎司氏（昭和電工㈱）が受賞している。
　なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、式典は中止となり、顕彰状は後日直接送付される。