別府市は11月29日、市役所で２０２２年度の市技能者表彰式をした。技能功労賞８人、優秀技能賞３人の計11人が受賞し、建設関係では技能功労賞４人、優秀技能賞１人の計５人が受賞した。式には長野恭紘市長、関係課の市職員、来賓など約20人が出席した。
　表彰式では、長野市長が受賞者に表彰状を授与し「皆さんの産業振興への貢献は計り知れないものがあり、改めて感謝申し上げる。永年にわたって培ってきたその技能と豊かな経験は、本市の活性化には欠かせないもの。この受賞を契機とし、後継者の育成、技能の継承、さらには産業の振興に一層の尽力をお願いしたい」と式辞を述べた。
　続けて来賓の市原隆生別府市議会議長が祝辞を述べたほか、別府商工会議所の倉原浩志専務理事が西謙二会頭の式辞を代読。
　これを受けて、受賞者を代表し佐藤正弘さんが「賞を励みにさらなる技能の向上、産業の発展、後進への技術の継承に、今後も力を尽くしていきたい」と謝辞を述べた。
　建設関係の受賞者は次の通り。
▽技能功労賞＝後藤良規（土木施工管理技士、㈱藤良建設）、園田政広（配管工、㈲園田電機商会）、汐月修（畳工、阿部たたみ店）、阿南昌行（電気工事作業者、㈲橋本電設）
▽優秀技能賞＝山中誉史（配管工、別府市管工事協同組合）。