大分建設新聞

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年末年始の事故防げ 中山局長が安全パト無料

行事・講習会・表彰大分地区
2022年12月06日
 大分労働局は、1日から2023年1月15日までの期間を「セーフワークおおいた 令和4年度年末年始無災害運動」に設定し、各団体などと連携をとりながら労災防止対策の徹底を図っている。
 2日は、中山晶彦大分労働局長ら労働局の幹部と建災防県支部による年末年始安全パトロールが、大分市舞鶴町で㈱フジタ九州支店が施工中の「中村病院移転新築プロジェクト」現場であった。
 全作業員を前に中山局長が運動の趣旨を説明し「年末年始は重篤な災害が発生しやすい。従来の段取りを徹底して、労働災害発生の芽を摘んでほしい。明るい新年を迎えられるよう、安全第一を心掛けて」と呼び掛けた。
 中山局長らは松野愛彦作業所長の案内で、現場内を視察し、足場をはじめとした安全対策の確認を行った。
 パトロール後は現場事務所で堀哲弥同局健康安全課長が「全体として整理整頓が良くされている」「現場独自の取り組みで、高所作業車への感知レバー設置、1日2回の声掛け隊などがされており、積極的に無災害運動を推進する姿勢が伝わった」などと講評した。
 今回の局長パトにおける最重点事項は、年末年始無災害運動と墜落・転落災害防止措置の実施状況だったが、現場の安全管理状況に大きな問題はなかったという。
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