大分建設新聞

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建設業の魅力をアピール 土木未来教室〈竹田土木〉無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2022年12月01日
 竹田土木事務所は11月21日、来年度に統合が予定されている竹田市立の3中学校(竹田・久住・都野)の2年生約60人を招待して、竹田市体育センター(グランツたけた横)で、建設業の魅力を伝える「土木未来教室」を開いた。
 最近の水災害復旧工事や玉来ダム竣工も兼ね、生徒たちに「身近な大規模公共事業について知ろう」をテーマに市の主要公共事業について説明、「県土づくり」の魅力をアピールするのが目的。
 同センターで行われた教室では、大分土木・竹田土木事務所の各担当者を教師に、土木の重要性と技術職の仕事、同市で実施中の中九州横断道路(竹田阿蘇道路)、竹田水害緊急治水ダム建設(玉来ダム)、かわまちづくり事業などについて学んだ。
 特に竣工したばかりの玉来ダムが、洪水調節を目的とした治水専門ダムであることなど、ダムの役割と効果を写真などで分かりやすく説明、生徒たちは興味深く聞き入っていた。
 その後、同センター横の玉来川で工事中のかわまちづくり事業現場を見学。工事を担当している㈱松井組の社員が操作するドローンを間近で目にした生徒たちは、興味深く画面に見入り、操作について質問したり、歓声を上げていた。工事現場では記念撮影も行われた。
 生徒を代表して阿南恵那さんが「土木には興味がなかったけど、きょうの教室でたくさんのことを知ることができた。いろいろ教えてもらい感謝します」とお礼を述べた。
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