佐伯河川国道事務所が発注し、谷川建設工業㈱と㈱風戸工務店が施工中の堅田川蛇崎地区堤防補強工事現場で11日、直川小学校４年生４人が社会見学をした。児童たちは、実際に工事現場を見ることで住民が安全・安心に暮らせるよう同事務所が取り組んでいる事業内容や公共工事が持つ重要な役割について学んだ。
　初めに同事務所で職員が、河川や道路などの社会基盤整備の説明、また災害発生時の河川や道路に設置したカメラで現地の状況を捉え、素早く対策を講じている緊急時の仕事内容など公共工事が持つ重要な役割を分かりやすく説明した。パソコンを使って同事務所屋上に設けたカメラを操作する体験もした。
　続いて、現場に移動し、蛇崎排水機場では操作員が、排水ポンプを操作することで「皆さんを番匠川水系の水害の危機から守っている」と説明し、操作してみせた。また、谷川建設工業と風戸工務店の現場では、交代でバックホウの運転席に座ったり、レベルを覗き込み「すごく良く見える」などと歓声を上げていた。