国東高校では、10月25日から27日までの３日間、官公庁や市内の会社が協力して現場実習をするインターンシップを行った。
　この中で環境土木科の１・２年生は、県国東土木事務所や東部振興局、大建協国東支部の建設会社10社などの現場を訪問、土木の仕事がどんなものかを自分の目で見ながら体験した。
　受け入れ企業の一つ、豊栄建設㈱（国東市）が施工している国東市安国寺の道路工事現場で実習中の２年生の岡野太一さんは「いろいろな現場を見て、土木の仕事がよく分かった。土木系の会社に就職したいので、内容を見ることができて良かった。もともと機械が好きで、現場で大きな機械を使って仕事をしたい。できれば県内に就職したい」と話した。同社の猪俣雅敏代表取締役社長は「若い人が国東に残ってくれることを期待している」とインターンシップに期待している。
　また、１年生19人も安岐町下原地区で橋梁架設中の現場を訪れ、橋の上部工を施工している川田建設㈱大分営業所（杵築市）の村田耕二現場所長から工事概要を聞き、国東土木職員の指導でドローン操縦や遠隔臨場の実体験をした。
　国東支部の協力会社は次の通り。
▽㈱秋田建設工業、国見興産㈲、豊栄建設㈱、㈲廣瀬建設、㈱財前組、麻田建設㈲、宮迫建設㈱、タキグチ商事㈱、㈱別所商事、㈱後藤組。