照明を小水力発電で 大分工業が日本一に無料
社会貢献・人材育成大分地区
2022年10月26日
「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマに学習や研究の成果を競う全国大会で、大分工業高校の「小水力発電の研究」が日本一の最優秀賞を受賞、同校機械・電子科の1・2年生10人が10月18日、県庁を訪れ受賞報告した。
10人は同校「DAIKO水車プロジェクトチーム」のメンバー。研究の動機は「通学路が暗いので明るくしたいと思い、近くの川で照明用電力を得られる小水力発電を考えた」という。材料は自転車のダイナモ、ペットボトル、校内に生えている竹などで、5㌔以下で持ち運びできる小型・軽量化を目指し、出力は自動車用蓄電池に蓄電可能な5V(現在4・8V)を目標に改良を重ねた。
その結果、脱炭素を図りながら通学路の防犯灯を照らす携帯用小型水車を完成させ、パテントコンテストに応募するとともに特許も出願した。
報告を受けた教育委員会(岡本天津男教育長)は「4月からの短い期間で、また1・2年生だけで製作したのはすごいこと、通学路を明るくしたいという身近な発想もよかった」と賛辞を送った。
コンテストは、日本経済新聞社が主催し拓殖大、明治大、青山学院大、東京都市大が共催して設けた全国大会で、9月17日に書類選考で決勝に進んだ10校がオンラインでプレゼンを行った結果、同校の「小水力発電の研究」が最優秀賞を受賞した。
DAIKO水車プロジェクトチームは、機械科山崎隼樹(リーダー)、廣瀬天(以上2年)、細石樹成、石川凌汰、都甲遼雅、矢野龍星(以上1年)、電子科小野龍ノ介、河辺晃、二宮晴(以上2年)、小川心花(1年)の10人。
10人は同校「DAIKO水車プロジェクトチーム」のメンバー。研究の動機は「通学路が暗いので明るくしたいと思い、近くの川で照明用電力を得られる小水力発電を考えた」という。材料は自転車のダイナモ、ペットボトル、校内に生えている竹などで、5㌔以下で持ち運びできる小型・軽量化を目指し、出力は自動車用蓄電池に蓄電可能な5V(現在4・8V)を目標に改良を重ねた。
その結果、脱炭素を図りながら通学路の防犯灯を照らす携帯用小型水車を完成させ、パテントコンテストに応募するとともに特許も出願した。
報告を受けた教育委員会(岡本天津男教育長)は「4月からの短い期間で、また1・2年生だけで製作したのはすごいこと、通学路を明るくしたいという身近な発想もよかった」と賛辞を送った。
コンテストは、日本経済新聞社が主催し拓殖大、明治大、青山学院大、東京都市大が共催して設けた全国大会で、9月17日に書類選考で決勝に進んだ10校がオンラインでプレゼンを行った結果、同校の「小水力発電の研究」が最優秀賞を受賞した。
DAIKO水車プロジェクトチームは、機械科山崎隼樹(リーダー)、廣瀬天(以上2年)、細石樹成、石川凌汰、都甲遼雅、矢野龍星(以上1年)、電子科小野龍ノ介、河辺晃、二宮晴(以上2年)、小川心花(1年)の10人。