熊本営繕 文理大生を招待無料
佐伯税務署建築の現場見学会
社会貢献・人材育成県南地区
2022年10月25日
国交省熊本営繕事務所は19日、広成建設㈱九州支店(福岡市博多区)が佐伯市中村西町で施工中の佐伯税務署(R3)建築その他工事の現場に、大分市の日本文理大学工学部建築学科3年生15人を招待して、学生向け公共建築現場見学会を開いた。
同事務所が広成建設と協力して実際の工事現場を見てもらい、大学の講義だけでは伝わりにくい現場の雰囲気を感じ取ってもらうことで、建物づくりの楽しさと魅力を伝え、将来の建設業の担い手育成活動の一環として実施したもの。
見学に先立ち、さいき城山桜ホールで同事務所の松本修一総務課長と同大学の中西章敦准教授が、「せっかくの機会なので実際の現場の雰囲気などを肌で感じ、きちんと勉強して欲しい」と、それぞれあいさつ。同事務所の本多裕章監督官と施工者の同社佐伯作業所の二日市剛所長が、建築コンセプトの「松並木に溶け込む風景と、機能的で人に優しく津波避難に対応する税務署づくり」を中心に進めている工事概要を説明。
施工現場では、二日市所長ら施工者の案内で西側壁面に模された発砲スチロール製の木目調の壁面や、漆喰を使った玄関ホール内装工事の作業状況、3階屋上に設ける計画の地域住民に向けた津波避難場所などを見学。また、学生は玄関ホール内装工事現場で、下請け工事を担当している㈲河野左官工業の指導で、コテ返しなど左官作業の体験もした。
案内した二日市所長は「若手が少なくなっている。設計ばかりに目を向けるだけでなく、施工会社にも来てもらいたい」と呼びかけた。また、見学した学生は「これまで土木現場でのインターンシップや現場見学の経験があるが、建築現場では初めて。今後の就職活動などに生かしていきたい」と感想を話した。
工事概要は敷地面積1532平方㍍、RC造3階建て延べ1179平方㍍。工期は2021年10月~23年11月末。設計は㈱徳岡設計(大阪市中央区)、工事監理は東九州設計工務㈱。
同事務所が広成建設と協力して実際の工事現場を見てもらい、大学の講義だけでは伝わりにくい現場の雰囲気を感じ取ってもらうことで、建物づくりの楽しさと魅力を伝え、将来の建設業の担い手育成活動の一環として実施したもの。
見学に先立ち、さいき城山桜ホールで同事務所の松本修一総務課長と同大学の中西章敦准教授が、「せっかくの機会なので実際の現場の雰囲気などを肌で感じ、きちんと勉強して欲しい」と、それぞれあいさつ。同事務所の本多裕章監督官と施工者の同社佐伯作業所の二日市剛所長が、建築コンセプトの「松並木に溶け込む風景と、機能的で人に優しく津波避難に対応する税務署づくり」を中心に進めている工事概要を説明。
施工現場では、二日市所長ら施工者の案内で西側壁面に模された発砲スチロール製の木目調の壁面や、漆喰を使った玄関ホール内装工事の作業状況、3階屋上に設ける計画の地域住民に向けた津波避難場所などを見学。また、学生は玄関ホール内装工事現場で、下請け工事を担当している㈲河野左官工業の指導で、コテ返しなど左官作業の体験もした。
案内した二日市所長は「若手が少なくなっている。設計ばかりに目を向けるだけでなく、施工会社にも来てもらいたい」と呼びかけた。また、見学した学生は「これまで土木現場でのインターンシップや現場見学の経験があるが、建築現場では初めて。今後の就職活動などに生かしていきたい」と感想を話した。
工事概要は敷地面積1532平方㍍、RC造3階建て延べ1179平方㍍。工期は2021年10月~23年11月末。設計は㈱徳岡設計(大阪市中央区)、工事監理は東九州設計工務㈱。