【全国】パワーアシストスーツ無料
「疲労軽減に効果あり」
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2022年10月21日
国土交通省は、技能者の作業動作を機械的に支援するパワーアシストスーツ(PAS)について、装着による効果を確認した。かご工に従事した作業員では、未装着時よりも石詰め回数が増加、心拍数の変化も緩やかで、疲労軽減の効果も見られた。こうしたPASの検証事例集をまとめ、18日にホームページで公表した。直轄工事などで導入の参考にしてもらい、作業員の負担軽減につなげる。
2021年度に、かご工や鉄筋工、ブロック敷設工など8工種の実際の工事現場で検証した。PASには、ゴムやバネなどの伸縮力によるパッシブ系と、電動モーターなどによるアクティブ系の2種類があり、介護や物流などの現場で既に商品化されている。開発メーカーから23技術(アクティブ9技術、パッシブ14技術)を公募し、建設現場での適応性を確かめた。
身体への負担感、動きやすさ、装着感などを9段階で評価した。検証後の作業員の主観的評価では、かご工、鉄筋工、張芝工、法面石材工の4工種で、中腰・しゃがみ姿勢維持での身体負荷の軽減や、疲労軽減に高い効果があったとした。災害対応での土のう作成でも疲労軽減効果が見られた。
2021年度に、かご工や鉄筋工、ブロック敷設工など8工種の実際の工事現場で検証した。PASには、ゴムやバネなどの伸縮力によるパッシブ系と、電動モーターなどによるアクティブ系の2種類があり、介護や物流などの現場で既に商品化されている。開発メーカーから23技術(アクティブ9技術、パッシブ14技術)を公募し、建設現場での適応性を確かめた。
身体への負担感、動きやすさ、装着感などを9段階で評価した。検証後の作業員の主観的評価では、かご工、鉄筋工、張芝工、法面石材工の4工種で、中腰・しゃがみ姿勢維持での身体負荷の軽減や、疲労軽減に高い効果があったとした。災害対応での土のう作成でも疲労軽減効果が見られた。