江藤産業㈱（大分市）は17日、㈱京製メック（国東市安岐町、岡本和彦代表取締役社長）が国東市に増築する新工場の起工式を行った。既設の工場の北側に別棟を増築するもので、生産拠点を拡大する（13日号で一部既報）。
　式には、施主の京製メックから岡本社長ほか５人、親会社の㈱京都製作所（京都市）から黒岩眞一郎総務部長秘書室長ほか１人、三河明史国東市長、地元安岐町塩屋13区から友久健区長、古庄・Ｋ２設計共同企業体から古庄真次代表と木本勅副社長、施工業者の江藤産業から染矢安博代表取締役ほか７人が出席。
　神事では、施主で京製メックの岡本社長がカマを、古庄設計１級建築事務所の古庄代表がクワを、江藤産業の染矢社長が阿部浩之作業所長を持ち手にクイを打ち込み、関係者が玉串をささげて、工事の無事完成を祈願した。
　式終了後、京製メックの岡本社長が施主を代表してあいさつ、江藤産業の染矢社長が施工者謝辞を述べた。
　建物の概要は、Ｓ造平屋延べ５７１１・９平方㍍。完成は２０２３年６月30日を予定している。