大分建設新聞

ニュース記事

稲葉ダムの役割学ぶ 竹田土木が出前教室無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2022年10月13日
 竹田土木事務所(清永隆志所長)は6日、竹田市の直入小学校(田﨑公治校長)5年生9人を対象に土木未来教室「稲葉ダム・稲葉発電所見学会」を開いた。
 稲葉ダム管理所では、同事務所の山田巧課長らがスライドやパネルを使ってダムの役割や堤体、取水、放流設備などの規模、機能のほか、竹田市内を襲った過去の大水害を説明し、児童はダム建設の経緯、防災・治水対策の大切さを学んだ。
 屋外では、稲葉ダムの堤高56㍍、堤頂長約234㍍の堤頂部から景色を見渡したほか、監査廊と呼ばれる堤体内の通路を歩き、緊急放流用のゲート機が設置されたバルブ操作室を見学したほか、2021年5月に完成した稲葉発電所では、一般家庭の約600軒分を賄う電力を発電する発電機について、西技工業㈱企画経営部の松元謙治課長から説明を受けた。
 阿南芽衣さん(11)は「監査廊など普段は入れない所を見れた。ダムの大きさも分かり楽しかった」と感想を述べた。
取材依頼はこちら
環境測定センター
arrow_drop_up
TOP