CIM活用の計画・設計 大工生が体験授業〈大分河川国道〉無料
社会貢献・人材育成大分地区
2022年10月11日
大分工業高校(佐藤啓治校長)の土木科3年生は4日、産官学連携による授業の取り組みの一つとして、大分河川国道事務所でCIMを活用した計画・設計の体験授業を行った。
同校では、土木科の3年生39人がDX研究班、河川環境研究班、施工研究班の3班に分かれ、授業の一環として、それぞれの班でテーマに沿った研究を進めている。専門の知識や技術を深めることを目的に、約4カ月の期間、大分河川国道事務所や日本文理大学、民間企業など産官学の協力を得て課題研究に取り組んでいる。
4日は、DX班の生徒12人が大分河川国道事務所を訪問。始めに同事務所大野川出張所の山本貴之所長がCIMの概要を説明した後、染矢晃ダム管理課長が国交省におけるCIMの活用事例として大分川ダム、立野ダム(熊本)、小石原ダム(福岡)などの事例を紹介した。
続いて㈱川原建設(川原修幸社長、中津市耶馬溪町)の自見大佑主任が会社概要の紹介や、生徒たちが見学予定の「大野川大津留地区堤防補強(その3)工事」の内容について説明。社内で開いた勉強会の様子のスライドも交え、建設業の新3Kなどについても分かりやすく紹介した。
その後、生徒たちは同社のスタッフ7人による指導を受けながら、同工事現場で施工中の大野川大津留地区堤防のり面工事の完成モデル図面をCIMを操作して作成した。学校にはないソフトで体験できる、3次元設計データの作成や3次元地形データの操作に、生徒たちは真剣に取り組んだ。
同班の生徒は11月8日、設計を体験した同社の工事現場に足を運ぶ。現地でICT建機による測量・設計・施工の体験なども行う予定だ。
同校では、土木科の3年生39人がDX研究班、河川環境研究班、施工研究班の3班に分かれ、授業の一環として、それぞれの班でテーマに沿った研究を進めている。専門の知識や技術を深めることを目的に、約4カ月の期間、大分河川国道事務所や日本文理大学、民間企業など産官学の協力を得て課題研究に取り組んでいる。
4日は、DX班の生徒12人が大分河川国道事務所を訪問。始めに同事務所大野川出張所の山本貴之所長がCIMの概要を説明した後、染矢晃ダム管理課長が国交省におけるCIMの活用事例として大分川ダム、立野ダム(熊本)、小石原ダム(福岡)などの事例を紹介した。
続いて㈱川原建設(川原修幸社長、中津市耶馬溪町)の自見大佑主任が会社概要の紹介や、生徒たちが見学予定の「大野川大津留地区堤防補強(その3)工事」の内容について説明。社内で開いた勉強会の様子のスライドも交え、建設業の新3Kなどについても分かりやすく紹介した。
その後、生徒たちは同社のスタッフ7人による指導を受けながら、同工事現場で施工中の大野川大津留地区堤防のり面工事の完成モデル図面をCIMを操作して作成した。学校にはないソフトで体験できる、3次元設計データの作成や3次元地形データの操作に、生徒たちは真剣に取り組んだ。
同班の生徒は11月8日、設計を体験した同社の工事現場に足を運ぶ。現地でICT建機による測量・設計・施工の体験なども行う予定だ。