大分建設新聞

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アクティオが由布市と締結 4市目となる災害協定無料

社会貢献・人材育成大分地区
2022年10月06日
 建設機械・重機などのレンタル事業を全国展開する㈱アクティオと由布市は5日、災害時におけるレンタル機材の提供に関する協定の締結式を市役所で行った。
 同社は、すでに竹田市や大分市と同様の協定を締結しており、9月の宇佐市に続き、4市目となる。
 協定では、豪雨や台風などの大規模災害が発生した場合、由布市が保有していない資機材などを、同社の近隣営業所や福岡県にある拠点から提供して、復旧活動などを支援する。同社では、大規模災害発生が予想される場合や発生した際、自社内に災害対策室を設置して対応しているという。
 同社九州支店の中島英敏支店長と相馬尊重由布市長が協定書に署名し、相馬市長が「令和2年7月豪雨で大きな被害を受け、先月の台風14号で再度被害を受けた。今は、どんな災害が起こるか分からない。今後も由布市の安全安心のため、支援をお願いする」とあいさつ。
 中島支店長が「わが社では、阪神・淡路大震災、東日本大震災など、全国各地で復旧活動を支援している。情報交換をしながら、災害時だけでなく、日頃も市をはじめ地域の方々と交流していきたい。災害発生時は、安全安心な資機材を提供し、情報収集や整理などにも協力していく」などと述べた。
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