大分建設新聞

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最先端技術を発信 九州建設技術フォーラム無料

行事・講習会・表彰全国・県外
2022年10月05日
 最先端の建設技術や活用の取り組みを発信する「九州建設技術フォーラム」が11、12の両日、福岡市の福岡国際会議場で開催される。主催は土木学会西部支部、日本建設業連合会九州支部、大分県などフォーラム実行委。
 地震や津波、大型台風などで大規模災害が問題となる中、九州地方整備局の藤巻浩之局長が基調講演する。同時開催の講演会では、熊本市長らが災害時の命綱とされる道路などのインフラ整備の課題を語る。
 フォーラムは2004年に始まり、一昨年、昨年とコロナ禍の中でも実施を続けた。基調講演では、藤巻局長が「気象の激甚化とウィズコロナ時代を見据えた九州のインフラ」と題し話す。会場には「安全・防災」「環境」「コスト」など六つのテーマに沿って80以上の企業や団体がブースを出し、担当者の話が聞ける。事前申し込みのほか、当日参加も可。会場に来られない人はユーチューブで基調講演が見られる。参加企業・団体の技術情報はフォーラムホームページで見られる。
 
青春ビルドPの写真展も
 また当日会場では、デミー博士(長崎大学院博士、出水享氏)と3県の建設新聞社、九州地方整備局の各事務所などの協力を得て進めてきた「青春ビルドプロジェクト」の、長崎・佐賀・大分3県の普通科高校6校の写真部生徒が撮影した建設現場の写真展「高校生がみた土木の世界」も合わせて開かれる。
 「九州建設技術フォーラム」の問い合わせは、九州建設技術管理協会(℡092〈471〉0189)、「これからのインフラメンテナンス」は、建設コンサルタンツ協会九州支部(℡092〈434〉4340)まで。
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