別府土木事務所は９月28日、同事務所で２０２２年度の優良建設工事表彰式を行った。一般土木工事Ａ級で明大工業㈱、同Ｂ級で㈲シビルロテックｄｏｔの２社が受賞した。
　21年度に完成した設計金額８００万円以上で、工事成績評定点が80点以上の工事など五つの基準を満たした２工事を選定した。
　表彰式では、受賞２社の代表と現場代理人、土木事務所職員らが出席。岸元和明所長が２社の代表に表彰状を手渡し「表彰された２社は施工管理に優れ、創意工夫や環境への配慮に努め工事成績が優れていた。今後も業界のトップランナーとして技術研さんと現場の改革を重ね、地域に根差した建設産業を未来の世代へと引き継いでいただきたい」と祝辞。
　受賞者を代表して明大工業の藤澤正浩社長が「岸元所長をはじめ、別府土木事務所の職員、工事に携わった関係者の皆さまのおかげだと深く感謝している。この表彰を契機に、地域の安全安心づくりに貢献したい。これからはＩＣＴ施工と働き方改革の推進でイメージアップを図り、魅力ある建設業界にすることで人手不足を解消していきたい」と謝辞、抱負を述べた。
　受章者は次の通り。
▽会社名（代表者）＝工事名（場所・路河川名、箇所）
　◇一般土木Ａ級
▽明大工業㈱（藤澤正浩）＝令和２年度交防火砂第４―２号砂防堰堤工事（別府市南立石・境川）
　◇一般土木Ｂ級
▽㈲シビルロテックｄｏｔ（鬼束康晴）＝令和３年度交防急対第２０１号急傾斜地崩壊対策工事（別府市南立石・蔵人地区）。