国東土木事務所は27日、国東総合庁舎で２０２２年度の優良建設工事所長表彰式を行った。一般土木Ａ級で㈱別所商事、同Ｂ級で宮迫建設㈱、同Ｃ級で㈲甲原組の３社が受賞した。
　21年度に完成した所長表彰対象となる一般土木工事43件の中から、所内表彰審議会でＡ級１社、Ｂ級１社、Ｃ級１社を決定した。
　表彰式では、吉用光春所長が表彰状を手渡した後、それぞれの工事と評価ポイントを紹介し「いずれの工事も施工管理や安全管理も良好で、創意工夫、地域貢献にも積極的に取り組んでいただいた。今後も他社の模範となり、さらに技術の研さんや品質の向上に努め、地域の担い手として、また建設業界のけん引役として活躍を」と祝辞を送った。
　受賞した別所商事の吉田徹哉専務取締役は「今年度から国東高校の環境土木科の生徒が卒業を迎える。地元に若い戦力が残ることを大いに期待している。今回の受賞を励みにさらなる技術の研さんに努め、魅力のある建設産業の構築に努力していく」、また宮迫建設の宮迫徹英取締役は「今後も技術力、安全性の向上に努め、地域の発展に貢献する」、甲原組の三浦秀治代表取締役は「今後とも現場の安全管理に努め、発注者の方、地域の方々に満足していただける施工に努める」と、それぞれ謝意を述べた。
　受賞者、工事名などは次の通り。
▽会社名（代表者、現場代理人）＝工事名
　◇一般土木Ａ級
▽㈱別所商事（吉田嘉子、松尾大雄）＝令和２年度交防総河第１―２号河川改修工事
　◇一般土木Ｂ級
▽宮迫建設㈱（今富ゆかり、福田健治）＝令和２年度河施改単国第１号河川改修工事
　◇一般土木Ｃ級
▽㈲甲原組（三浦秀治、三浦今朝治）＝令和３年度身道単債国第１―３号道路改善工事。