県中部振興局は27日、県庁で２０２２年度の農林水産部優良工事振興局長表彰式を行った。対象となった工事は、21年度に完了した85件のうち８００万円以上、評点80点以上の工事で、一般土木Ａ級で㈱秋吉組、後藤総合工業㈱、利光建設工業㈱の３社、同Ｂ級で㈱道脇建設の計４社が受賞した。
　森優子局長が４社に表彰状を手渡し「皆さま方には、農業農村事業や森林土木事業を通じて地域の活性化、安全安心な地域づくりにご協力をたまわっている」と感謝し、「今回は施工技術力や出来栄え、施工管理、地域貢献などに優れた工事に加え、災害対応に貢献した工事も選定した。受賞は常日ごろからの工事に対する真摯な姿勢とご努力のたまもの。今後も地域の建設業の牽引者としてより一層活躍され、ますますご発展されることを祈念する」と祝辞を述べた。
　受賞者を代表して秋吉組の秋吉満宗代表取締役が「受賞したことを大変光栄に思っている。これからも安全・技術・信頼で地域社会に貢献できる企業として、さらなる技術力の向上を図り、安全に努めていく」と謝辞を述べた。
　受賞者は次の通り。
▽会社名（代表者）＝工事名（場所）
　◇一般土木Ａ級
▽㈱秋吉組（秋吉満宗代表取締役）＝Ｒ２中局復旧第１号重見地区治山工事（由布市湯布院町川上）
▽後藤総合工業㈱（後藤敬三代表取締役社長）＝Ｒ２債危ため上駒鳴溜池提体改修工事（大分市大字志津留）
▽利光建設工業㈱（利光正臣代表取締役）＝Ｈ30債震ため放生溜池改修工事（大分市大字高崎）
　◇一般土木Ｂ級
▽㈱道脇建設（道脇慎一郎代表取締役）＝Ｒ２中局森環第１０１号吉四六線（２工区）林道開設工事（臼杵市野津町大字白岩）。