大分建設新聞

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道路被害280件に 台風14号の被害状況無料

行政・統計・データ県内全域
2022年09月20日
 17~19日にかけて県内に接近した台風14号は、非常に強い勢力で九州全土を暴風雨域に巻き込んだ。宮崎県では死傷者が発生したほか、九州・四国・中国地方を中心に広範囲の地域で土砂災害、河川の氾濫、交通網などに影響を及ぼした。 県内では、佐伯市蒲江で18日午後9時過ぎに観測史上最大となる最大瞬間風速50・4㍍を観測したほか、由布市湯布院町川北で大分川水系の宮川が氾濫するなど、非常に激しい暴風雨に見舞われた。
 今回の台風14号による災害情報について、県によると、道路被害(道路規制含む)280件、土砂被害2件、河川被害1件、港湾被害7件などの土木関連被害が発生している。
 今回の台風に関する災害情報について、県の災害対策連絡室による報告は次の通り。(9月20日6時30分現在)
 【被害状況】
▽人的被害=9人(重傷3人、軽傷6人)
▽建物被害=30件(住家被害21件、公共建物などの非住家被害9件)
▽道路被害(道路規制含む)=280件(県管理道176件、市町村管理道100件、高速道路4件※県内の高速道路の通行止めは全て解除)
▽河川被害=1件(宮川〈由布市湯布院町川北〉)
▽土砂被害=2件(豊後大野市がけ崩れ県道緒方高千穂線〈緒方町徳田〉L=100㍍、幅員7~8㍍で現在片側交互通行、由布市がけ崩れ1件)
▽港湾被害=7件(施設被害)
▽農林水産業被害=1件(田んぼのり面崩壊)
▽文教施設被害=2件(佐伯市小学校の屋根破損、宇佐市小学校体育館倉庫の窓破損)
 ◇ライフライン被害
▽停電=約9920戸(20日6時現在)
▽水道=約771戸。
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