大分建設新聞

ニュース記事

竹田中3年生が道路清掃 平人道トンネルで無料

社会貢献・人材育成豊肥地区
2022年09月16日
 竹田中学校(竹田市会々、渡邊文也校長)の3年生5人が15日、佐伯河川国道事務所の職員らとともに市内会々の平人道トンネルで清掃活動をした。
 同中学3年生の今木悠翔さんら5人は、学校の総合学習の一環としての地域活動を目的に、自分たちだけで近くの平人道トンネルの清掃を企画し、同トンネルを管理している佐伯河川国道に相談、職員4人の協力も得て初めて実施した。5人は職員とともにトンネルに入り、ごみや落ち葉を拾い、壁のコケを落とし、クモの巣払いなどの作業に約1時間汗を流した。この清掃活動は30日にも実施するという。
 同トンネルが竣工されたのは1990年12月。長さ250㍍、高さ3・4㍍、道幅約3・4㍍の歩道専用のアーチ型トンネルで、通ると「荒城の月」のメロディーが流れるという話題のトンネル。
 自ら企画し実行した今木さんは「通学で利用するトンネルなので、今回企画を考え実行した。腰も手も痛くなったけど、町のために精一杯頑張りたいと思う」と満足そうに語った。
 同中学では、今後も3年生50人が8組に分かれて、清掃や花植え活動を行う予定。
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