大分市は８月29日、市役所で２０２２年度大分市環境保全活動功労団体表彰式とエコアクション21長期認証・登録事業者感謝状贈呈式をした。２団体４事業者が表彰され、関係者も合わせて約15人が出席した。
　表彰された事業者は、河野電気㈱、㈱献崇開発、ＡＮＡＩ㈱、大分エコセンター㈱の４社で、いずれも５年以上の認証・登録実績をもっている。また団体は、月・木隊、大分いこいの道協議会の２団体。
　「エコアクション21」は、事業者が省エネルギー、省資源、廃棄物削減などの環境への取り組みを効果的、効率的にすることを目的に①環境に取り組む仕組みを作り②実際に取り組みを行い③それらを継続的に改善し④結果を社会に公表する―ための方法について、環境省が策定したガイドラインのこと。同認証の取得で、環境経営の証になるとともに、金融機関などの低融資制度の対象になるなどのメリットがある。
　式では久渡晃副市長が「地球温暖化に伴うプラスチックごみの削減など、環境問題は企業・団体と市政が手を組み、一緒に取り組んで行くことが必要だ。市は50年までにＣＯ２排出量ゼロを目指す、カーボンニュートラルシティを目指している。マイバック、マイボトル運動などに行政だけでなく、企業も一緒となり、今後も取り組んで行きたい」とあいさつを述べ、受賞者へ表彰状と記念品を手渡した。