県建設産業女性活躍推進事業ＢＬＯＣＫＳは８日、大分市内で「トップリーダーズセミナー」を開いた。同セミナーは、日田市、宇佐市でも開かれ、多くの経営者や女性技術者などが参加した。
　県土木建築部の三村一審議監がセミナー主催者として「建設業は慢性的に人材不足。ＩＣＴ導入などにより、女性が業界に進出できるチャンスが増えている。県も安心して働ける環境づくりを支援して、女性が活躍する、輝ける業界にしていきたい」などとあいさつ。
　事務局がＢＬＯＣＫＳの事業概要を説明。社会保険労務士の篠原丈司さんが「２０２４働き方改革へ向けて～人財獲得と育成のヒント」と題し、働き方改革の概要、建設業の課題や事例などを講演した。
　そして、「もっと働きやすい建設業になるには？」をテーマに、セミナー参加者で話し合いをして発表。最後に、三浦国土建設㈱の城土遥華さんが今年度のＢＬＯＣＫＳの新たな取り組みとして、「女性ならでは」「ＢＬＯＣＫＳならでは」の「新３Ｋ」を策定していくことを報告。「新３Ｋ」については、２０２３年１月28日に予定されている成果発表会で披露される。